ネット依存

最近、インターネットで各種サイトからの顧客データ流出が問題となっております。結局便利な世の中というのは、リスクもあるということです。

インターネットを通じて、世界中どこでもアクセスできるという環境は、逆の捉え方をすると、世界中どこからでもアクセスされるということです。

弊社に関しては、自社のローカルサーバーで顧客管理をしている為、基本的に顧客データは悪意を持った人間が直接弊社のローカルサーバーから顧客情報を持ち出すしか方法がありません。

ローカルサーバーのよいところはセキュリティー面ですが、管理面ではコストがかかります。一つのサーバーで管理していた場合は、サーバーが壊れてしまった場合に仕事ができなくなります。その為、サーバーはトリプルハードディスクで一つのハードディスクが壊れても残り二つのサーバーのデータを運用することができます。さらに同一のサーバーをもう一台ミラーリングで動かすことによりトータルで6個のハードディスクにデータを保存しています。

ただし、ローカルサーバーはハード的に大きなダメージをうけた場合は無に帰ります。地震や水害で完全に壊れた場合は修復は困難です。というわけで、インターネットを経由してのクラウドサーバーでの運用が現在では主流です。

特に大きな企業だと、そこら中に営業所があるわけで、各営業所または各営業マンがインターネットにつなげてどこからでも自社のクラウドサーバーのデータを閲覧することができます。

会社のデータは別として、私のパソコンデーターはクラウドでバックアップをしている為、会社に出勤しなくても、スマホからでも自分のファイルは見ることができます。便利な世の中ですが、アクセスキーを盗まれた場合は、誰でも私のファイルを除けることになります。

さらに、最近、AIにより、サイト構築プログラムであるWordpress、Wordpressを運用する為の言語であるphpに脆弱性が見つかり。大問題となりました。

実際、私が管理している弊社のサイトもまる1日間閲覧できない状態、さらに管理の為のログインすらできない状態となりました。

弊社のような小さいな会社は、自社のネットサーバーではなく、レンタルホスティングサーバーを利用している為、自社でphpの更新はできません。レンタルホスティングサーバー側での更新となります。レンタルホスティングサーバーの運営会社は大変だっと思います。利用しているユーザーの全てのphpのバージョンを最新の対策版に変更しなければならないからです。おかげさまで、私が悩むことなく弊社のphp対策は終了です。

が、大きな会社は、自社でネットサーバーを保有している為、その改修はとても労力がかかります。ウェブ管理は通常専門会社に依存していると思われますが、一気にユーザーからの依頼がきておそらくパンク状態でしょう。そういったわけで、大きな会社ほど未だにphpの更新ができずにサイトが閉鎖されたままです。

phpを利用することにより、簡単にweb構築ができるわけですが、今回を機にJAVAでの開発に移行することになると、プログラマーの絶対数は足りなくなります。

phpであれば私でも操作できる難易度ですが、JAVAだとそうはいきません。これには大変な労力と時間とお金がかかります。が、これもAIによりプログラムに脆弱性が将来的には見つかる恐れがあるということです。

今回よくわかったのは、防ぎようがない事態ということがこれからは起きるということです。インターネット上に秘匿情報を置くことは、常にリスクにさらされるということです。

一番怖いのは、防衛(軍事)情報でしょうか。ミサイル発射のアクセスキーなんかが盗まれた場合には、勝手にミサイルが飛んでくる事態となります。

AIが世界を滅ぼす可能性というのは、現実実を帯びてきたということです。

怖い世の中ですが、人類が進んで便利さを追求した自業自得な結果なので、まぁ、致し方ないですね。今さら、インターネットのない世界には戻れませんから。