まず、ひょっとしたら求人案内は逆効果なのかも知れない。
求人が出てる=人が足りてない=忙しい…。または、人が辞めていく仕事
ということを連想させてしまう。
かと言って、求人案内を出さないことには、人を集める手段がない。
これだけ急激な採用難の時代が来るとは…。ほとんどの人が大手に流れて行っているのが現実です。
大手企業が囲い込みに来ているのです。反対に中小企業にはシワ寄せが来ました…。
大手企業も人を集める為に躍起になっている為、大手企業に入れるチャンスが現在あります。しかし、それが正解なのか…。
大手企業はコストを重視します。人件費は大手企業としては、コストカットをしたい部分なのです。にも、かかわらず必死に人集めをしている。
結論、今だけです。大手企業は、AIやI⚪Tやロボット化を急激に進化させていきます。事務職というのは、あっという間に仕事をAIにとられて行きます。開発費がかけれる大手企業は10年後には、事務職をほとんどAIでまかなえるようにし、ライン作業のほとんどをロボットが行うようになるでしょう…。そうしたら、待っているのはコストである人のリストラです。
私は、大手企業が早くAIやロボットを効率よく使えるようにする事に期待しています。
そうでなければ、大手企業が求人をやめない限り、中小企業にはこれから人が本当に来ません…。
大手企業への就職した結果の将来が予想できていて、あえて、中小企業に来る人は、とても稀です…。
追い討ちをかけて、来週から、有給休暇の年間5日間の取得義務化がはじまります。本来は当たり前の働く人の権利です。しかし、中小企業のほとんどが有給休暇が取りにくかったのが現実です。これから、休める権利を義務化の5日で体験した結果、働く人はフル消化までするようになります。5日休んでもらう計画をたてている会社は失敗です。フル消化しても人がまわる計画をしなくてはなりません。勤続年数が長い人は年間20日間有給休暇があります。年間勤務日数の実に1割弱です。単純な話、社長の選択肢は、業務量を1割削減するか?人を1割増やすか?どちらかなんです。
4月以降、中小企業が生き残るキーワードは人です。安心して働けるのは当たり前で、安心して休める会社にならなければなりません。
働き方改革…。すごく当たり前の事が今までできていなかったんだなと思います。
この当たり前の事ができていない会社はブラックであり、時代に淘汰されて行きます。働き方改革という仕組みにより、生き残れる会社のふるい分けに入った訳です。
深刻な話をしましたが、
安心してください。一宮中部衛生は、生き残ります。その為に、私が社長をしています。
題名の見通せないのは、直近ではなく、10年後です。ちょっとイメージできていません。次の10年後をイメージできていないと10年後に苦労しますからね。頑張って想像しなくてはなりません。