やるべき事をやる

教え方が悪ければ、人は育たない。

残念ですが、とても優秀な人財でも、教え方が悪ければ、粗悪になってしまうのです。

なぜ、人は手を抜くのでしょう…。というか、いい師匠に恵まれなかったのでしょうか?

お客様から、いただいた、金額に相当するサービスを提供しなければ、ぼったくり詐欺です。

浄化槽の点検をするうえで、一番大切なのは、放流水の透視度と残留塩素です。

浄化槽の清掃をするうえで、一番大切なのは、浄化槽を綺麗にする事は当たり前で、浄化槽の変形破損の確認をする事です。

こういった当たり前な事が、今は、出来ていないのです。

なぜできていないのか? それは、先人が、楽な方法を勝手に勘案し、次世代に引き継いだからです。

そして、それで良いと、次世代が肯定してしまったからです。

どんな仕事でも、お客様からお金をいただくという事は、責任が発生します。

これは、当たり前のことなのです。

やるべき事をやる。

やるべき事をやらなければ、仕事はなくなるのです。

仕事は、仕える事です。

やるべき事をやらずに、仕えない事をする事は、仕事と言いません。

子供に大人は何を仕事にしているんですか?と聞かれた時。

しっかりと、子供にもわかるように、説明ができなければなりません。

子供は、大人の後ろ姿を見ているのです。

大人は、仕事を通じて、大きな背中を子供に見せなければなりません。

野生の動物が、子供に餌のとり方を教えるのと同じです。

当たり前の事が当たり前にできない世の中は、その存在が当たり前ではなくなり、破滅をむかえるのです。