コロナウィルスの流行により、世界的に経済が停滞し始めました。
と、よく思われますが、これは間違い。
破綻しかけていた経済が、コロナウィルスをきっかけに経済破綻という導火線に火がついてしまっただけなのです。
世界的に見ると、コロナウィルスによる破綻かも知れませんが、日本はもともと破綻する予定だったのが、早まっただけなのです。
景気が悪くなった事を、何でもコロナウィルスの性にできて、逆に経営者は楽ですよ。
私のこのつぶやきを古くから見ていていただいてる人は思い出してほしいのですが、景気は必ず悪くなり、業務を縮小していかなければならない時代だと常に言っています。
まわりの経営者の人にも、常に、これからおきる経済規模の縮小について伝えてきたのですが…。
みな、消費税による影響…。コロナによる影響…。と騒いでいます。
今回確かに消費税の増税とコロナがきっかけで、不況が起きようとしています。
しかし、覚悟を決めていた経営者であれば、予想はできています。
計画よりも、少し早く破綻しただけなのです。
経済規模の縮小が5年早くなっただけです。
コロナウィルスは確かに怖いです。
しかしそれよりも恐れなくてはならない事は、人口の減少です。目先のコロナウィルスに視点が言ってしまっては経営者としては失格です。まぁ、自分を含めて自分のまわりの人がコロナウィルスになるのはもちろん嫌ですが…。
日本の1年間の人口の減少。一年で40万人ですよ。
今、コロナウィルスで亡くなられた人の数と、自然現象による人口の減少数、これを比べたら、どちらが危機的でしょうか?
一年で40万人、一年間で一宮市民と同じ数と以上の人が日本から減少しているのです。
海外からのインバウンドに頼っていても、それは時間の問題にすぎないのです。
5年後の日本は、もっと悪くなります。
今、コロナウィルスの影響で、短期的に将来の姿が浮き彫りになっています。
賢い経営者は、コロナウィルスの性にして、一気に将来に対応できるスリムな形態に改革を進めます。人件費の抑制やリストラです。
5年かけてやらなければならない事が、コロナウィルスをきっかけに、すぐにやらなければならない事になってしまっただけです。
それにしても、本当に、一気に経済環境が悪くなってしまいました。笑い事ではなく、世の中がまずい方向に進んでいます。コロナウィルスから身を守る行為により、経済が一気に破綻します。
経営者は、一瞬たりとも、気を緩めれない状況です。