今回の新型コロナウィルスで、旅行、飲食、観光を始め、一般消費者の消費心理の大幅な後退で、あらゆる企業が経営的に厳しい状況です。
もちろん、弊社もです。
今回の新型コロナウィルスは、経営者としての姿勢を試される事態となっております。
私は、各種会合が亡くなったおかげで、仕事に専念ができ、薄くなった髪を、間違えました、薄くなった仕事を自分が営業する事により結構カバーできる事に気づけました。また、財務についても、経営的な危機の際はやはりキャッシュが重要だと改めて認識しました。手元のキャッシュを厚くするために、銀行から早急に借り入れできる上限額等も今回教えていただきました。
新型コロナウィルスで、様々な企業がダメージを受け始めて、4月末を迎えようとしています。
なんとなくですが、5月に大きな転機が訪れそうです。生き残れる会社と経済的に死んでしまう会社。そして、そこで働く人たち。
今回の新型コロナウィルス。生き残れるかどうかを決めるのは、やはり会社の代表者である社長の力です。
社長が新型コロナウィルスのせいにして諦めてしまうか?自分の経営手腕のせいだと奮起するか?
また、創業間もないのに、見栄で立派な社屋を建てたり、会社の借入で自分の車を買ったり、事業規模に合わない要りもしない秘書や運転手を雇ったり…。
社長室に籠もるか、失礼な言い方をしますが、4流経営者が集まって、新型コロナウィルスのせいにして傷を舐めあっているか…。
嘘みたいに思えるかも知れませんが、高級時計はめて普段ビシッとオーダーメードの背広着てる社長程、慌ててます…。打って変わって作業着組は、もくもくと現場や客先に営業をかけています。
今回の新型コロナウィルスにより、世の中の社長の姿勢が透けて見えてしまいました。
会社の為に働いている社長と、自分の為に働いている社長。
普段メッキでピカピカにしてても、メッキが剥がれて、隠されていたサビが出てきてしまっている…。
高度成長期をガムシャラに頑張って日本を大きくした会社の社長は言いました。
人、物、金をイザという時の為にたくわえる必要がある。ダム経営です。
ダム経営は、社長がやろうと思わなければできません。
内部留保をたくわえすぎだと、責める風潮が昨年まで見られました。
今は、どうでしょう…。
心配な事は、税金と言う他人のお金で仕事をしている政治家が、手元資金がないのに、国民の預貯金を担保に紙幣を発行して、国民にさらなる見えない借金をおわせる事です。世界のほとんどの国が同様の政策をとっており、この問題は、5年から10年後に大きな問題となります。経済的な問題というのは、10年スパンで訪れています。そう、考えると10年後でしょうかね…。紙幣が紙切れにならないかがとても心配です。
暗いことばかり書きましたが、社員とご家族の皆さま、ご安心下さい。弊社は、今のところ、全く問題ないですよ。皆さんが頑張っていてくれてますから。ありがとう。