冬がやって来そうな気配です。

今年も暖冬となりそうです。

しかしながら、景気は極寒となりそうな重苦しい気配。

だいぶ回復の兆しはあるものの、飲食、観光はまだまだ厳しいようです。

売上がもとに戻らない以上は、商売を継続するために、固定費を減らす必要があります。飲食、観光における一番の固定費…。人件費でしょうね…。

となると、雇い止めが起きる事は当たり前と言えば当たり前です。

ここで、よく考えなければならない事は、商売を継続するための雇い止めと言うこと。必要な人材は残さなければならないのです。

酷な言い方をしますが、雇い止めになった人は、そのお店から見て…。

ここで、くさっちゃ駄目なのです。逆に、早く離脱して良かったと考えれる人にならなければなりません。もともと経営的な体力がなく、このまま行くともっと不味い状況になる確率の方が高いです。早期に次の仕事に就く事により今より良くなるかも知れません。さらに、今、求人を出している会社は強い会社です。そこに、飛び込めば良いのです。

あと、言い方は悪いですが…。福祉系のお仕事はこんな状況においても人手不足です。2050年には、国民の5人に1人が高齢者介護の仕事に就かないと高齢者の面倒が見れないと言います。

ちょっそれますが、親の面倒を見るって普通に言うじゃないですか?面倒って、手間がかかって不快と言う意味なんです…。そろそろ高齢者の介護を面倒って言うのはやめた方が良いかも知れません…。だって、私も、このつぶやきを見ている貴方も、何年?何十年?もすれば同じく高齢者となる訳です…。

と言うことで、仕事は選ばなければあるんですよ。きっとあります。

ただですね…。

これからは、ジョブ型雇用に変わって行きます。ジョブ型雇用はその人のやってる仕事に見あった手当を払うと言う事です。工場内勤務が典型ですが、一生、昇給しない訳ですね…。パート、アルバイトと一緒ですよ…。

ジョブ型雇用で成果をあげれる職種がどの程度実際にあるのか…。

ほとんどの社会で働く人は日々の与えられた仕事を淡々と熟し一生を終えて行きます。社会に出て、初めてもらった初任給を少ないなと思いつつも、我慢すれば少しづつ昇給して、お金が貯めれば、憧れの車を買い、結婚をし、家を建てる、子供をつくるという、人生の設計図を頭に思い描いたんじゃないでしょうか。

これが、企業にとって都合の良い間違ったジョブ型雇用となると、一生、低賃金のままです…。

そんなんで、家庭を持とうなんて思う若者がいるでしょうか?少子高齢化が進み子供を増やしたいのに…。

ジョブ型雇用ですが、間違った運用がされず、最低限の定昇は法律として維持しなければならないのではないかと考えます。

なんかですね。日本を引っ張って行く、経済の支えの大企業でさえ、間違ったジョブ型雇用で、人件費を圧縮する事を考えている事に対して、日本の将来ってどうなるのかな?と不安になります。

これからは、大企業だから安心できると言う時代ではないんだと言う裏返しですから…。

我々、中小企業はもっと厳しくなるのでしょうか?

なんか、冬がやってきたな…。と言う感じです。

 

私は、会社の仲間たちが、一宮市の環境衛生を良くすると言う一番重要な目的をきちんと理解し意識して、日々、粛々と務めれば、弊社はますます発展すると信じていますがね。