今日、従業員と車の話をしてました。
そこで、社長は、金があるからいいんじゃないか?と、言われました。
たしかにな…。
けど、社長になると、いらない見栄もはらなきゃならず、従業員よりも、出ていくお金は多いのです…。
はっきり言えることは、社長になる前の方が、私はお金が残りました。
正直、社長になり、付き合う人、付き合い方が変わったせいです。
中小企業の社長は、従業員の給料の1.5倍〜多くても2倍です。だから、確かに従業員の皆さんに比べると給料は多いです。
しかしながら、使う金額も…。まぁ、使わなければ良いのですが、私は、ストレスがあるつもりではないですが、酒とタバコの量は増えました…。というか、酒とタバコに回せるおカネが増えたからかも知れませんが…。
パーキンソンの法則というのがあり、人は、与えられると与えられた分、使ってしまうのです。
これが、幸せだとは、正直、思いません…。
一度、多くのお金を使う事を覚えると、元に戻るのは、なかなか、大変だからです…。
私のように、私だけが、サケトタバコで浪費するだけなら良いですが…。
自分の家族まで、浪費ぐせがつくと大変です…。
栄枯盛衰という言葉があるように、常に栄えている訳ではないのです。必ず、衰える事もあります。
なので、私は、派手な生き方はしません。質素倹約ではないですが…。身の丈に合わせた生活をしているつもりです。
一宮中部衛生の社長を辞めたときに、普通のトラックドライバーとなる時に備えているからです。
でも、流石に、社長を辞めたら、5.7リットルのアメ車を、維持することはできないでしょうね…。
毎日、吸ってる3箱のタバコも減らし、飲んでる酒も、焼酎等のアンカな物に切り替えなければなりません。
まぁ、社長をさせてもらってる間は、気持ち、お金に余裕があった程度です。
じゃないと、金に溺れて、何時までも、地位にしがみつく守銭奴になってしまいます。
世の中の、中小企業の社長が高齢化しているのは、後継者がいないのではなく、社長という地位、そして、お金が手放せないからですよ。
私は、そうはなりたくないな…。と、思い…。社長就任後に、従来の役員の給料よりも、大幅に給料を減らしました。
なんでかと言うと、自分の能力が無くなっても、社長という地位にしがみつく守銭奴になりたくなかったからです。
何度も言いますが、私は、私よりも、良い社長をくれる人が現れたら、身を引きます。
会社の経営ではなく、会社の従業員の生活を守り、そして、地域への貢献をバランス良くしてくれる人です。
これは、なかなかいないんですよ…。
なぜかと言うと、やはり、経営者を目指す人は、自分の給料と地位向上が第一だからです。
なので、私の理想とする後継者は、なかなか、現れない気がします。
自分よりも、従業員、そして地域に貢献する事に、汗水垂らせる人は、なかなか見当たりません…。
とは、言っても、遅くても60歳までには、なんとしても引き継ぐ人を見つけなければなりません…。それが、私の課題です。
話は、それましたが、確かに給料は貰ってますが、酒とタバコに金を使う私は、従業員さんと、比べても、そんなに蓄財してないよ…。という事です。
で、それに不服がある人は、私よりも働いてか、物を言ってくださいね。