本当に9月半ば?

とんでもなく、暑いですよね…。

9月半ばに、酷暑…。

これからは、毎年、こんな感じになってくるのでしょうか…。

温暖化により、気温だけですめばまだ良いですが、日本の四季がなくなりつつあり、亜熱帯に近くなってきている気がします…。

特に、日本は湿度が高い為、日本の夏の暑さは、気温では表せない、厳しさがあります。

また、線状降水帯によるゲリラ豪雨による浸水被害が増えてきています。残念ですが、浸水被害がおきる地域は、今後も、毎年のように被害が発生する確率が高いです。

山火事も世界的に増えてきており、その際に発生する二酸化炭素でますます温暖化に拍車がかかって来ています。

このままだと、2040年頃には、地球の環境はひどいものとなりそうです。

とにかく、大気中の二酸化炭素量を減らす必要があります。

これから、経済的に急成長するグローバルサウスにより、大気中に排出される二酸化炭素量は増える一方となります。

今まで、好き勝手やっていた、先進経済大国が発展途上国に対して、開発をやめろというのは、無理があります。

二酸化炭素を大気中に排出する抑制は諦めねばなりません。

そうなると、方法は一つです。二酸化炭素を回収する事です。

近年、着目を浴びている技術としては、大気中の CO2を直接回収する「DAC(Direct Air Capture)」という技術です。

世界各国、大手企業がこの取り組みを初めています。

ただ、回収するだけでは、企業に何のメリットもありません。

回収した二酸化炭素と水素から、Eフューエルを合成する事が大きな目標です。

大気中から回収した二酸化炭素と、再生可能エネルギーによる水の電解から得られた水素を用いた合成燃料で、ガソリンや軽油などの代わりとして期待されている脱炭素燃料です。Eフューエルは炭素と水素を合成した燃料であり、ガソリン、軽油、灯油などの混合物を含む言って見れば「人工的な原油」です。

文書では、わかりづらいと思いますので、下の図を見てください。

図だと、とても簡単な感じですが、非常に高度な技術が必要です。

すでに、このDAC施設は、各国で建設が始まっております。

こういった技術の進歩により、地球温暖化を何とか防ぐ事を期待したいです。

でなければ、私たちの子どもたちの時代で、地球は終わりでしょう…。

私たちは、この100年で、地球を一気に駄目にしてしまいました。

これから一気に地球を修復しなければ、人類に未来はないのは、明白となりつつあります。

古代文明は、文明の進展に伴ってエネルギー源として無秩序に森林を伐採し、食糧として過剰に増やされた牛や羊などが樹木や草花の新芽を全て食べ尽くしたお陰で、文明が衰退したと言われております。

今の私たちの世界文明も、同じ歴史を繰り返そうとしております。

残念ながら、歴史は繰り返すのですね…。