新年、とても悲しい事に、能登半島で大きな地震が起こりました。
被災された方のご冥福をお祈り致します。
今回のような、建物の倒壊があった場合、正直、人力ではなんともならない気がします。なんともならないと言うことはありませんが、人名を救うにはスピードが第一であり、あれだけの倒壊では、人の手がいくらあっても足りません。
従業員から見ると、弊社は過剰なほど、重機と解体アタッチメントを保有しています。
災害時は通常のショベルでは作業効率が悪く、やはりつかみ具である解体アタッチメントが必要です。
世の中に、パワーショベルは、レンタル等でいくらでもありますが、解体用のアタッチメントは、すぐには手に入りません。
なので、私は、重機を追加しつつ、解体用のアタッチメントを毎年追加していっております。
特に、災害初期には、大きな重機の回送は困難な為、小型の重機、2〜3トンクラスのバックホウが活躍します。
今回の災害で、やはりこのクラスの解体機を導入して行かなくてはならないと感じました。
仮に一宮市で大規模災害が起きた時は、市街地の木造住宅の密集地は、とても大変な状況になる事が、予測できます。
会社に体力があるうちに、設備を増強して行き、オペレーターを増やさねばならないと感じております。
また、そういった有事の際に、宝の持ち腐れとならないように、行政とも日頃から、連携が必要だと考えております。
いつ起きるかわからない災害、ひょっとするとこの地域は起こらないかも知れません。それはありがたいことですが、起きてしまった時に、迅速に初動が取れるように、これから行政に対して、各団体が事前にシュミレーションをして行く事がとても重要だと思います。
どこの地域に、どういった機材を保有している会社があり、どこが有事の際に動けるか?こういった事を事前に各団体で調整をして行かなければなりません。
お金にならない事ですが、大切な事なので、これからこういった事に力を入れていきたいです。
このつぶやきを見ていただいている一宮市の職員の方は、ぜひご協力をお願い申し上げます。