義理人情

私は、自分で言うのも、変ですが…。

知っている人から、というか、お客様から、不等に高いお金をいただくような人間ではありません。

会社の経費で、食事をするような事もなく、無用な接待は致しません。というか、ボッチなので、接待する相手もおりません。

社員と食事とかで、同席している場合も、経費を使う事は、滅多なことではありません。

そんな私です。

ちょっとショックだった事は、昨年、地域の為のお仕事をさせていただきました。

地域の事なので、私の中では、利益よりも地域に貢献する事をとり、原価で仕事をさせていただいたつもりです。

ですが、どうも高いと思われた人が見えたようです。

今年、私には、お仕事のご依頼ご相談はありませんでした…。

地域の為に、一緒懸命、やってるつもりだったので、ちょっと寂しいです。

まだ、作業はしてないそうですが、他の業者さんが、出してきた見積り額は、去年の7倍以上の金額だそうです。

私の信用が無かったのがいけないのだと思います。

私に信用があれば、今年も、お仕事させてもらえたかも知れません。

残念です。

地域のお金、皆さんから積立したお金です。本来であれば、少しでも、経費を削減して、よりたくさんの事に使うのがベストです。

去年よりも、7倍も高い経費…。正直、もったいないと思います。

けど、いくら地域の為と言われても、弊社の事を高い高いと言い、弊社をぼったくり扱いした人が、再度、仕事のお願いに来ても請けないつもりです。

仕事は、出す方が偉いわけではありません。

本来は、等価交換なのです。

自分にできない事を、他の人に、自分の持っている物と引き換えに、お願いするのです。

仕事をしていただく人に、感謝の気持ちが必要です。

お金を出したら、当たり前で、何でもやる。お金を出してるから偉いなんて考え方は、私は嫌いです。

それにしても、このまま行くと、地域の大切な積立が、ドカンとなくなります。年度末に、責任者の方は、どうやって答えるんでしょうかね?

義理人情って、難しいなと思います。自分が正しいと思って決断しても、相手には、伝わらないものなんだなと思います。

信用される人間になりたいと、久しぶりに強く思いました。