恵まれている

今日は、他地域の同業者の方と情報交換をしてきました。

悲しい内容が…。

どこどこの会社が安い金額で営業をかけて仕事をとっていくので、うちも仕方なく同じ金額や、それ以下にして仕事を取られないようにする…。という内容です。

値引き合戦の泥沼化です…。

まず、既存のお客様は、値引きを望んでいたでしょうか?

本来は、適正な価格があり、仕事を遂行していく訳ですが…。

この適正な価格を維持する為には、しっかりしたお客様を裏切らない仕事をしなければなりません。当たり前の事です。

私が環境衛生業務で値引きをしないのは、自分の会社の仕事の質が落ちる恐れがあるからです。値引きをすればそれだけ社員に対して分配する賃金が低下してしまいます。もしくは、業務量を増やさなければなりません。賃金の低下や業務量の増加は、社員の定着を悪くし、新人社員ばかりという技術の低下を招きます。技術の低下、ずさんな仕事を招く、値下げの実施。これは、自社で自社の価値を貶める行為です。安い仕事をする会社のイメージになってしまいます。事務仕事や工場仕事で、AIやI⚪T新しい設備の導入等により生産性が高くなり値引きができるということなら理解できますが、人がやる仕事でその内容も変わっておらず、経済情勢に合わせて賃金が上がって行く中で、値引きをすると言うことは、仕事の質を落とすより仕方がなくなります…。環境衛生業務で値引きをする事は、あってはならないという事です。

値引きの要請は、たまにありますが、弊社が恵まれている事は、最終的にお客様に選んでいただける事です

値引きをしないかわりに、しっかりした仕事をしなければなりません。そういう気持ちが大切です。