子どもの日

子どもの日、字のごとく子どもの日。

しかしながら、日本は、将来的に子どもの日が形骸的な物になってしまう恐れがあります。

日本の貧困化です。

所得が低く結婚ができない…。結婚しても、複数の子どもを育てる余裕はない…。そもそも、生活の変化で、結婚して家族を持つのが当たり前ではない世の中なのかも…。

日本は、どんどん子どもが減っています。

15歳以下の子どもの割合は、約12%です。この数字は主要な国の中で最下位です。

この数字から読み解くと、日本は、どんどんと生産年齢人口が将来的に減り、ますます貧しい国となるのです。

ひょっとしたら、若い人は、将来的には、この日本という国を離れて、海外で暮らした方が良い時代を迎えるのではないかと思います。

年齢分布からして、この国は、将来的には、介護の仕事が主要産業となるでしょう。

ただ、介護に支払われる費用は、これからお金を稼ぐ人達が支払うのではなく、お金を稼げなくなった高齢者の貯蓄や公金から支払われます。そんなに、多くの費用は得られない産業がこの国の主要産業となります。

これが、2050年頃には、とても大きな問題になります。今の新型コロナウイルスなんて比較にならない大きな問題です。

まだまだ先の事だなんて思うかも知れませんが、私たちの世代は自分たちが蒔いた種なので、仕方ありませんが…。

子どもたちと、これから生まれてくる子どもたちにとっては、本当に不幸な事です。

子どもの日、そろそろ日本は真剣に将来の事を、他人事だと思わずに、子どもたちの為に、改革して行く必要があるような気がします。