少額増税によるコストの増加

10月から、インボイス制度が始まった事を皆さんご存知のことろだと思います。

インボイスにより、個人事業主や今まで消費税を納めていなかった企業等が、消費税を納税する事となります。

おおむねインボイスにより新に納付される消費税の増加額は、年間2500億弱との試算がなされております。

それに対して、今回のインボイスに対応する為の企業のコストは年間いくらくらいか?ご存知でしょうか?

今回のインボイスで、請求書、領収書の発行や管理にかかる事務経費は年間で4兆円強です・・・。

たかだか2500億円の税収の為に、企業の負担は、約16倍の4兆円のコスト増です。

4兆円の国内総生産が、2500億円税収の為に、消えていくわけです。

4兆円経費がかかるという事は、国全体で売上が4兆円下がる。消費税額にすると4000億円です。

2500億円の消費税により、ー4000億円の消費税が減り、差し引きすると-1500億円税収が減るわけです。

頭が悪いとしか言いようがありません。

こういう無駄な事は、はっきり言ってやめた方が、この国の為です。

久しぶりに、国を批判してしまいました・・・。