組織のリーダー

また、世界的には、新たな紛争=戦争が起きています。

はっきり言いますが、紛争、戦争、競争が起きるのは、その組織のリーダーの決定です。

自分の体勢を維持する為に、争いが起きます。

自分が折れない事により、組織が守られているというように、自分の中の正義を作ります。

実際には、争いは、相手も仲間も傷つく事がほとんどです。

組織にも大きさがあり、国家、自治体、企業、多岐に渡ります。

そのリーダーは、組織を守る為に、あえて無用な争いをせねばなりません。

これが、太古からの争いです。

負け戦とわかっていても、争いに挑む。それは、自分の立ち位置の確保に、他なりません。

リーダーというのは、みんなの為に、という大義名分を振りかざす事ができます。

みんなで祭り上げたリーダーなので、みんなもその意見に従います。

偶像化されて、リーダーの決定を反故にできないのです。

本当に、みんなの事を考えているリーダーであれば、ヒールとなり負ける決断をするべきなのですが…。

結果として、国家間の大きな紛争、企業間の小さな競争も、止むことはありません。

人は、競争心が強いので、なかなか、共存共栄という道を選ぶことができません。

これからの世の中に必用なのは、共存共栄なんですがね…。

こんな、当たり前の事ができないのです…。

だから、戦争や争いが絶えません。

非常に、残念です。

私だったら、勝てない喧嘩はしないし、勝てる喧嘩でも、遺恨を残さないように上手にやりますがね。

負けそうな時は、とっとと、両手をあげます。それで、争いが終わるなら。

自分の地位の保守よりも、周りの人の安全が大切なんです。

当たり前の事が、当たり前でできないのが、争いです。

これは、結局、その組織を束ねるリーダーの決断によるところです。

自分が悪者になり、負ける選択をした方が、周りの人の安全を、確保できる事もあるんですがね…。