極端。
極めて端。
あえて言うなら、両極端。
今、何が起こっているかと言うと。
新型コロナウィルスの影響で仕事量が少なくなった影響が出始めています。
仕事を取りに行くために、極端に安くしているか?
逆に、確実にとれる案件を極端に高い金額で請け負うか?
本当に、この両極端な状態です。
極端に安い場合は、お客さんは、よっぽど悪質な会社でなければ得をします。損をするのは、そこで働く社員です。働いても働いても利益は出ません。
問題なのは、極端に高い場合。実は、普段良心的な会社でも、今回の新型コロナウィルスによる受注減を補う為に、確実に契約できる案件を不当に高い金額を提示してきます。
とくに、被害にあうのはお年寄りです。
前回、とても、良かったので、仕事をお願いした結果…。明らかに高い金額を請求されてしまった…。
今、こういう被害にあわれた方からのお問い合わせが多くなってきています。
そんな詐欺みたいな事をして、せっかくのお客さんが離れていくぞ…。と思ったんですが…。
よくよく考えると、それくらい必死で余裕がないのだなと気づきました。
追い込まれると、普通に考えて駄目だとわかる事が、まぁ、仕方ないと自分勝手な判断をしてしまうのです。
本来は止まらなければならない一旦停止を、急いでいるから一旦停止せずに渡ってしまうような物です。
一旦停止を無視した結果、運が良ければ何事もないですが、運が悪ければ、警察に捕まったり、事故が起きます。
事故が起きたとき、傷つくのは、当事者と被害者です。
そういうリスクを起こさない為に、適正価格が存在します。
安い金額が安い仕事になる事をお客様にも気づいていただきたいなと思う事もあります。
適正な価格というのは、とても大切ではないかと思います。
今が良ければ、それで良し…。では駄目なのです。