もう梅雨ではなく、雨季と言った表現の方が良いかも知れません…。
残念ながら、日本の本州の夏は亜熱帯化に、年々近づいています。
スコールと呼ぶのにおかしくない、強烈な雨が、降ります。
年々、夜まで寝苦しい暑さになってきました。
今は梅雨ですが、梅雨が終わった時、夏の気温…。今年はどうなるでしょうか?
シベリアが40度近く、カナダは48度、国によっては50度を超えています…。
日本も確実に年々暑くなっています。このまま行くと、本州の関東までは亜熱帯化してしまいます。将来的には、人が普通に暮らせる地域は東北と北海道くらいとなってしまう可能性は十分にある気がします。
すでに地球温暖化は避けられないところまで来ています。
実は私の大学時代の卒業研究はCO2の排出量と地球温暖化についてです。今から20年以上前の学生時代に温暖化の研究をしていました。
その時は、日本の亜熱帯化や、世界的な異常気象が本当に起きるのか?は半信半疑でした…。
が、あっという間に現実となってきた訳です。
すると次に起こることも…。
世界規模で見ると、干ばつによる水と食糧不足、極点の温度上昇による海水面の上昇、永久凍土に封じ込められたメタンガスの排出によるさらなる温暖化、永久凍土に封じ込められた未知なるウィルス流行が予想されます。
水、食糧の不足する土地、50度を超える気温、年中土砂降りの土地…。そういう土地で我慢できなくなり、大移住が起こり戦争のリスクも高くなります。
20年前の大学時代の研究は、だんだんと現実に近づいて来ています。
とりあえずわかっている事は、これからこの勢いは加速するという事です。ある一定のレベルを越えた時、そのカーブは急激に上昇します。ちょっとやそっと対策をしたところで、この勢いは止めれません。
じゃあ、どうすれば良いのか?
子どもたちの為に、少しでも自然を残すという事です。日本はこれから人口が減少し、自然を残すことが可能です。
車を捨て、電車を捨て、広域的な活動範囲を狭めて、地域での自給自足による農耕生活という不自由な暮らし、200年前の生活に戻る事ができるのであれば、未来は明るいかも知れません。
残念ながら、私たちのような今の暮らしにどっぷり浸かってしまった世代には、とても難しい事です…。